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30周年記念研修会 第1日目 その1
2018/06/11
14時30分から開会となりました。
最初に主催者側挨拶として萬年部会長から挨拶がありました。
14時40分からは基調講演「救急業務の将来像」を藤田救急医学会会長から講演を頂きました。
藤田先生からは、救急救命士の沿革、最近の災害の消防の活躍状況、特に遠隔地では消防団員が地域では活躍しており、
地域では消防団が必要不可欠であることを講演しておりました。
次は、我が国の社会的問題である人口減少について、日本はこれから人口が減少する時代を迎え10年後、20年後になったらどうなるか?という内容に焦点があてられました。例えば、2040年を迎える頃にはあらゆる地域で人口は減少し、札幌でも1割の減少が予想されています。
老年人口増加、出生率低下、未婚率増加、初婚年齢増加という様々な社会的問題を抱えており、これからの時代に対応するためにはどうすべきかという問題に対して、現行の体制と今後の提案を救急救命士の処置拡大も踏まえながら講演されました。
その中でも、特に多職種間での情報連携が必要不可欠であり、一心同体の業務遂行を心掛けなければならないという熱い講演を頂きました。